2007年 08月 16日
もちはもちや。"専門"の心意気 |
それでホントにお商売なりたつんですか~?パリ最大の蚤の市と言われる「クリニャンクール」の「型屋」さん(左)。靴の木型もあったりで、実用というよりオブジェとして活用できそうだけど、なにゆえ"型"ばかり?「こういう店があったら面白いでしょ!」と店主が楽しんでいるのが伝わってくる。その心意気に拍手~!一方、パヒュームショップ「FREDERIC MALLE」は、いかにもお高そうな店構え。店内を覗いてみると、迫力満点、「お金がありすぎて困ります~」なマダムの接客中(中)。そして、最後。モンパルナス・エリアでみつけた「Paris Accordeon」は、マニアックもマニアック。いかにもレアなアコーディオンが勢ぞろい(右)。
こんな店をみつけると、妙にウレシクなる。オーナーの姿勢がはっきりわかる。本当に"ソレ"を求める人のために、思い入れのある品やサービスを提供する店が生き残っていける。専門店が元気な街は、人に優しく風景がいきいき見える。散歩が楽しく、こちらもパワーをもらえそう!
こちらは1822年にパリで創業した「A L'OLIVIER」。店内にはいると、オリーブオイルがはいったタンクがズラ~リ。"オリーブ"に関するモノなら、なんでもあり!?というほど、周辺グッズも充実している。カラフルな食器はお愛嬌!今回、我が家では、オリーブの木をつかったペッパーミルを購入。存在感も使い心地もなかなかデス。
店の入り口付近に並ぶ、オリーブの数々。欲しいだけの量、種類が手に入ります。ワインのつまみとして、揃えておくと、いいかも?こういう店が、ちゃ~んとあるのは、パリのよさですね~。
ひとつのアイテム、テーマに特化し、目の効いた商品が揃う。流行り廃りだけでなく、プロの心意気をもって続く店が並ぶ。そんなところに住みたいな!
by Balleta_la_reie
| 2007-08-16 12:07
| イタリア&フランス。学びの欧州