2007年 12月 29日
Chinese Powerの底力、ここにあり!? |
マレーシアのクアラルンプール・エアポートからマラッカまで、車で約1時間半。空港をでて、すぐ目にしたのは、中華の街並みで、チャイニーズ・パワーを漢字が語っています。マラッカの中心も、想像通り、チャイナ、チャイナ。羅漢ジュースの屋台に、ひときわ異彩を放つ「燕の巣」店。地元ピープルの食を支えるのも、中華系ゴハン。欧州勢が築いた基盤の上に、中華人の文化がしっかりと根を下ろし、生活の場としての"中国"がしっかと息づいています。
マラッカ名物「LAKSA」は、蝦麺などと一緒にいたるところでいただけます!食堂のガラスケースにも、「豆腐」や「魚鮫麺」の文字が!地元ピープルに大人気の「叉焼飯」屋さん。もう、この風景は、中国そのもの。大きな鍋で、牡蠣を大量の卵と一緒に炒めるおじさん!こちらも、注文待ちのお客さんでいっぱい。「この辺では、ここが一番!美味しいよ~」と、隣のおばちゃんに誘われたものの、大量の油と卵に恐れをなし、ニッコリ笑ってごまかす私...。
さらに、観光客がひしめく通りでみつけたのは「茹で落花生」の屋台。そして、最後は、噂の!?「ラクサ」。タイでいうセンミー(極細の米麺)を指定し、揚げ餃子や湯葉などをトッピング。ココナッツミルクとカレー味のスープは、熱帯の地での体力維持に一役買ってくれマス!
「まあ~、うれしい~!」。疲れたときのお助け茶、「涼茶」を発見。「コレ、くださ~い!」に、「苦いよ~、ホントにいいの?」と怪訝そうなおじちゃん。「大丈夫、大丈夫。香港でいつも飲んでて、大好きです~」の言葉に、安心顔。これこれ、この苦さがたまらなくいいんです~。「解熱」効果ありの一杯で、リフレッシュ!そして、驚いたのは「纏足」の存在。「今はもう履く人はいないけどね。ほら、これを見て。足は小さければ小さいほどいいって言われてて、8センチくらいが理想だったんだよ~」とのこと。刺繍が美しい、この赤ちゃんのような足が貴族の女性のシンボルだったんですね~。
ちなみに、マラッカでは「ババ・ニョニャ・ハウス」という建物がある。「ババ=紳士」は、マレーシアに移住した華人男性、「ニョニャ=淑女」は、ババと結婚したマレー系の女子を指す。それぞれの名称を冠した料理もあるほど。これからも、中華民族の存在を再確認できます。
by Balleta_la_reie
| 2007-12-29 13:34
| のんびり気ままにタイ・プチ生活